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妻の下着が変わった時に
第6章 美和
金曜 酔わずに帰り 

陽子の目を見ながら 明日温泉に行くと話すと 
パートが有る 急に言われてもと言い掛け 
和夫の目を見て 慌てて電話を掛け始めた

電車に乗り 目的地に向かった 
何時もなら騒がしい子供達も 
今日は静かに両親を伺っている

山上の名でフロントに言うと
12畳の和室に 広縁と露天風呂の
付いた部屋に案内され

荷物を整理している時 
美和に連れられ 隼人と子供達が入って来て
挨拶を交わし 
陽子が目を伏せ 何か言いかけた時

「後で話しましょう」陽子を見ながら美和は言い 

自分たちの部屋へと戻って行った
子供達を連れ 大浴場で湯に浸かりながら 
今夜の事に頭を巡らせ続ける 

同じことを何度も考え続け 頭を振った

部屋に戻り 美和たちを待つが一向に来ない 
食事の時間に成り係がテーブルを用意し 部屋食と教えられ

久しぶりの家族の食事に 
陽子が時折 嬉しそうな言葉を発していた 
湯上りの浴衣の陽子の項に 色気を感じ

食事が終わり 係が片付けをしている時 
美和が子供達を連れ 部屋に入って来て 

和夫の子供達と 挨拶を交わし
自分の子供達を 見て貰うよう 

頼んでいた 
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