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第6章 美和

美和に,和夫と陽子は 隣室にと案内され
4人始めて同じテーブルに座り

テーブルの上には 酒が用意され　
美和が各自に ビールを注ぎ始め

陽子が慌てて ビールを注ごうとしたが　
皆のグラスに注がれ　

美和が乾杯と声を掛けて飲み　
グラスを置いた時

陽子が美和に頭を下げ　御免なさいと涙を浮かべ　
美和はビールを飲みながら

黙って陽子を見て

　　　　　　　　グラスを置いた