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妻の下着が変わった時に
第6章 美和

先週の木曜にね 美和が話始めた 

「詩音が下の娘小学3年なの 私のベッドに入って来て ママ 
 パパと 仲直りしてって言って来たの」 

「子供達の前で見せなかった つもりだけど 感じたのね」 

「私和夫さんの置いて行ったの 主人居ない時 見たの」 

「離婚かって考えてた・・・」 

「子供達は私が引き取って育てないと 今のマンション売ったら幾らかな 
 査定して貰ったわ ローンの返済して少し残るかな?」 

「多分この人の年収の半分ぐらい 貯金は?養育費ってどれ位?考えたの」 

「主人に子供渡して この人子供育てられないでしょう 自分が子供だもん」

「それにね この子達これから高校大学に行くのに どれぐらい懸かる?」

「私の年で社員に成れたら やっぱり子供に寂しい思いさせるでしょう」

「陽子さん離婚したら 子供さんは引き取るでしょう?」 
陽子が小さく頷いた 

「その後の事考えた? でしょう」

隼人に向かって 
「貴方陽子さん好きでしょう?認めなさい 遊びって言ったら私本気で離婚するわよ」 

隼人が困った顔で下を向いた 
「良いのはっきり言って その為に来たんだから 好き嫌い遊び? どうなの?」

美和は追及した 隼人が陽子を見つめ乍ら 

「好きだよ」と呟いた 

陽子が顔を上げ、隼人を見つめていた
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