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妻の下着が変わった時に
第8章 詩音
正月何時もなら、どちらかの実家が恒例 
今年は隼人が和夫の家に、家族でやって来た 

正月の挨拶を交わし 子供達にお年玉が配られ 
和夫が隼人に多すぎると 文句を言うと子供達から 
ブーイングを浴び、笑いに包まれた新年を過ごした

詩音も中学生に成り 美和に呼ばれ部屋へ入ると 
美和と詩音が向き合っていた 美和の隣に腰かけ
詩音が、陽子に聞いて来た

「陽子母さん 家のお父さんとお泊りに、良く行くけど 可笑しいでしょう?」

「美和母さんに聞いたら 大人の事って言うの 可笑しくない?」

「小学生の時 陽子母さんの家によくお泊りに行って 楽しかったけど」

「何時も 美和母さんと和夫パパしか居なかった 可笑しいよね?」

美和が話そうとするのを 止め陽子が話すと詩音は 陽子の目を見て

「可笑しいよ!!!」言いながら家を飛び出して行った

「御免なさい」 陽子が謝ると美和は顔を上げ

「大丈夫よ 後で詩音とゆっくり話をするから」

「きっと 判って呉れるわ」 美和は言い切り 笑顔で送り返された事が有った
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