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バカな男に私は夢中
第13章 幸福
起き上がる彼を支えて、コップを受け取り飲む。
「はぁ....俺..」
「湯あたりしたの。近くにいたご夫婦が助けてくれたのよ。明日一緒にお礼言いに行こうね。」
私がいうと、頷いて頭を抱えた。
「あぁ..俺なんちゅうヘマやらかしたんや..」
「仕方ないでしょ。それより今日はもう寝ときなさい。私も準備したら寝るから。」
「イヤや..今日はずっと百合ちゃんとイチャイチャするって決めとったんや..」
「バカね。早く寝なさい。」
私が立ち上がり、電気を消しにいこうとすると、浴衣の袖を捕まれた。