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バカな男に私は夢中
第2章 興味

(何なの?面倒くさい....)

私は近くのカフェに入り、勉強道具を広げた。

イヤホンをつけ、勉強に集中する。



「あー疲れた..」

気付いて時計を見ると2時間が経っていた。

「次の授業は....古典か..」

私は予備校に戻るのが億劫で休もうかと考えた。

(どうせさっきの時間もサボっちゃったし..)

そしてメガネを外し、タバコに火をつけた。

「お姉さん可愛いね!」

隣にいた男に声をかけられた。

「....」

「無視しないでよ~」

男がスッと近寄ってくる。

私も腰を浮かせて遠のいた。

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