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バカな男に私は夢中
第14章 想い

「ここやな。入るで。」

「う、うん。」


ーガチャー

「..わぁ..綺麗!」

入って見渡すと、思わず小さく叫んだ。

「思ったより良かったな!」

斎藤が嬉しそうに私をみた。

「なんだかお城みたい!」

「百合ちゃんにぴったりやろ?」

「..うわ、天蓋つきのベッドだ!」

私は子供のようにはしゃいでベッドに飛びのった。

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