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バカな男に私は夢中
第14章 想い

すると後ろから

ーギシッー

と斎藤がベッドに乗ってきた。

「お姫様、お気に召されましたか?」

「ふふっ、うん、気に入ったわ!」

くるっと仰向けになると、斎藤が微笑みながら私に覆い被さった。

「私がお姫様なら斎藤くんは執事ね。」

わざと意地悪く言うと、斎藤が

「え!?俺は王子様ちゃうんか!?」

と言った。

それが面白くてクスクス笑い、斎藤を引き寄せる。

「まぁ..百合ちゃんの言うことなら何でも聞いたるからな..」

そういって唇を重ねた。
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