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バカな男に私は夢中
第17章 親友
案の定、創は動きが止まっている。
「な、なんで..」
「んー何となく。」
笑って答えると、この話はお終い!と咲が言った。
「創、そんなに落ち込まなくても..咲も何か理由があるんだって。」
私は咲がトイレに立ってから落ち込んでいる創を見た。
「だって....て、百合気づいてた?」
「うん、バレバレよ。本人は全く気づいてないみたいだけどね。」
私がいうと余計に肩が落ちた。
「まぁ..またいつか話してくれるだろうし、辛いかもしれないけど..見守っとこ?」
「..うん。」
私たちはそれきりその話はやめた。