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バカな男に私は夢中
第18章 惜別

涙が溢れてきて止まらない。

咲がそれを見て驚いたように私を外に促した。

キャンパスのベンチに座って全て話すと、咲が言った。

「百合、見に行こう?そんなの女が勝手に言ってるだけかもしれないよ。」

「....」

「ビビッてたら始まらないよ..一緒にいこ?」

私は迷ったあげく頷いて、俊介には内緒で咲と向かった。
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