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バカな男に私は夢中
第4章 衝撃

その時、

「しゅ~ん~」

甘えた声が斎藤の後ろから来た。

「あ、サチ~おはよ~さん!」

「しゅん~なに1人で叫んでるの~?」

チラっと後ろを見ると、茶髪にボブの女の子が彼の腕に絡みついていた。

「いや、1人ちゃうねん、さっきまで..」
私は斎藤を無視してどんどん進む。


「もう、それよりしゅん~..私..わからない問題あってぇ~....」

上目使いに斎藤を見つめる。

そんな二人に私は気づかず、予備校に入った。
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