この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
バカな男に私は夢中
第5章 心惹

暗く狭い所に壁を背に、私は斎藤と対峙した。

「なにすんのよ。」

キッと睨みつけると斎藤が肩をすくめた。
「百合ちゃんがこっち見んからやん。」

「一度見たし、私には用はありませんから。」

私が顔を逸らすとため息をついた。

「これ、百合ちゃんのやろ?」

そういってポケットからメガネを取り出すと私に差し出す。

一瞥して、知りません、と答えた。

「嘘やろ。度入ってないし。」

「度が入ってないメガネかけてる人なんてごまんといます。私は今から用事があるの。どいてください。」

私が斎藤の脇をすり抜けようとすると、手首をつかみ引っ張られた。

「ちょっ....なにすんっ..」

ドンっ

壁に両手首を押し付けられ、驚いた。

「な..なな..なにすんのよ!離しなさいよ!」

私は焦って足で蹴りを入れる。

しかしそれを交わして、顔をぐいっと近づけてきた。

「..!」

目の前に顔が迫り、パッと顔を背けると、片手を離して顎を掴まれた。
/387ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ