この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
バカな男に私は夢中
第6章 告白

「関係あらへん!」

「......」

(はああああぁ!?)

私は思いっきりのけぞった。

(頭が沸騰してる..意味わかんない..!)
「か、関係..ないって..」

「だって百合ちゃんの片思いやろ?ほんなら関係ないやん!」

「なんで..」

「まだ付き合うてへん訳やし、相手が好きになるかわからん状況なんやろ?」

「いや..そういうことでは..」

(何だこのポジティブさ..)

私はしどろもどろになりながら、斎藤からの強い視線を避ける。

「俺、もう女の子たちとはヤらへん!」

「ヤら..ていうか、“たち”って..あんたそんなに..」

私が言うと、しまった!という顔をした。
「む、昔のことや..!とりあえず、さっき百合ちゃん追いかけながらメールして、もうヤらんてゆうた!」

「はぁ?」

ワケがわからずポカンとしていると、笑顔で私にいう。

「俺百合ちゃんとしか、もうヤらへん!」

「な、なに言ってんのよ変態!」

電車が来る時刻だったため、周りにちらほら人が集まっていた。

チラチラと二人に向けられる視線を感じて顔が熱くなった。

そんなことはお構いなしに、斎藤が私を見つめる。

「絶対百合ちゃんを好きにさせてみせるから、覚悟しときぃな!」

そして、ちょうど来た電車に乗って帰っていった。

/387ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ