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こころから
第22章 直人11
もぞもぞと動いて、さらに密着してくる。
久美子さんの唇が、ぼくの胸に触れている。
細い首、華奢な肩。
ぼくは久美子さんの頭のてっぺんにキスをする。
久美子さんの肌の温かさが心地いい。
少しまどろんだ。
ふたりでとろとろと、とろけていくようだった。
こんなに幸せな気持ちになったことは今までにない。
久美子さんはかすかに寝息をたて、
時折ぎゅうっと抱きついてきた。
昨夜のセックスの最中、久美子さんは泣いていた。
悲しくて泣いているのではなくて、
幸せな気持ちで泣いてくれているのだとわかって、
思わずぼくも泣いてしまった。
ふたりで泣きながら、貪るようにキスを交わした。
久美子さんの唇が、ぼくの胸に触れている。
細い首、華奢な肩。
ぼくは久美子さんの頭のてっぺんにキスをする。
久美子さんの肌の温かさが心地いい。
少しまどろんだ。
ふたりでとろとろと、とろけていくようだった。
こんなに幸せな気持ちになったことは今までにない。
久美子さんはかすかに寝息をたて、
時折ぎゅうっと抱きついてきた。
昨夜のセックスの最中、久美子さんは泣いていた。
悲しくて泣いているのではなくて、
幸せな気持ちで泣いてくれているのだとわかって、
思わずぼくも泣いてしまった。
ふたりで泣きながら、貪るようにキスを交わした。