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こころから
第28章 直人14
 五日経った。
あの夢のような一夜から五日。

 あの日、久美子さんと別れて以降、
久美子さんは完璧に牧原部長に戻ってしまった。
自分の席から彼女の姿を眺めながら、
久美子さんと呼んだことが信じられなくなってくるほどだ。
ラインでのやり取りは何回があったが、すべて仕事がらみの、
要件だけを短く伝える内容ばかりだった。
目もほとんど合わせてくれず、
例え合ったとしても一瞬で逸らされてしまう。
彼女にとってあの夜は、
一夜限りの情事だったのかもしれない。
その思いが拭えず、怖気づいてしまって次の誘いをかけることができない。

「ちょっと資料室に行ってくるわね」
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