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こころから
第28章 直人14
「もしかして、私がいることわかって来てくれたの?」
「はい」
間髪入れずに答えたのに、ぼくを疑っている目だった。
構わずぼくは、久美子さんにキスをした。
久美子さんは避けはしなかったが、
受け入れてくれた感じもしなかった。
「だめよ、こんなとこで。誰かに見られたら困るわ」
抱き締めて耳から首筋に唇でなぞっても、されるがまま。
さすがにスーツの上から胸に触れようとすると手を振り払われてしまった。
「調子に乗らないで」
「今日、残業ありませんよね?
夜、時間作ってもらえませんか?」
「はい」
間髪入れずに答えたのに、ぼくを疑っている目だった。
構わずぼくは、久美子さんにキスをした。
久美子さんは避けはしなかったが、
受け入れてくれた感じもしなかった。
「だめよ、こんなとこで。誰かに見られたら困るわ」
抱き締めて耳から首筋に唇でなぞっても、されるがまま。
さすがにスーツの上から胸に触れようとすると手を振り払われてしまった。
「調子に乗らないで」
「今日、残業ありませんよね?
夜、時間作ってもらえませんか?」