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こころから
第3章 久美子1
右手で乳首に触れながら、
左手でスカートを捲り上げた。
白い太もも。
やっぱり若いころにくらべると肉づきがよくなってしまった。
膝のあたりから、ゆっくりゆっくり指を滑らせていく。
太ももを伝う指先の冷たさが背筋まで這い上がる。
あそこを覆っている布地に指が触れ、
それなりに湿り気があるような気がしたけど、
直接そこに触れてもぬるぬるした感触は伝わってこなかった。
これでも昔はそれなりに気持ちよくなれた。
自分で自分を慰めるという行為にどきどきしたし、
欲しいところに刺激がこないもどかしさもなくて、
毎回ではないけどイクこともできていた。
でも最近はめっきり。
オナニーを覚えて十五年以上。
私も私の体に飽きたのかなって思う。
左手でスカートを捲り上げた。
白い太もも。
やっぱり若いころにくらべると肉づきがよくなってしまった。
膝のあたりから、ゆっくりゆっくり指を滑らせていく。
太ももを伝う指先の冷たさが背筋まで這い上がる。
あそこを覆っている布地に指が触れ、
それなりに湿り気があるような気がしたけど、
直接そこに触れてもぬるぬるした感触は伝わってこなかった。
これでも昔はそれなりに気持ちよくなれた。
自分で自分を慰めるという行為にどきどきしたし、
欲しいところに刺激がこないもどかしさもなくて、
毎回ではないけどイクこともできていた。
でも最近はめっきり。
オナニーを覚えて十五年以上。
私も私の体に飽きたのかなって思う。