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こころから
第37章 久美子18
「久美子さん、愛してます、久美子さん……」
「直人くん、直人くん……」
しっかりと相手を確認するように名前を呼び合い、
すぐにシーツはぐしゃぐしゃになり、
窓ガラスが曇るほどお互いの体を貪り合う。
それでも足りない。
もっと強く、
もっと激しく、
何も考えられなくなるくらいめちゃくちゃにしてほしい。
背骨が折れるほと強く抱き締められて、
ほとんど息もできないくらい直人くんで溺れたい。
上も下も、右も左もわからなくなるくらい、
直人くんでいっぱいになりたい。
熔けて混ざり合ってしまいたい。
「直人くん、直人くん……」
しっかりと相手を確認するように名前を呼び合い、
すぐにシーツはぐしゃぐしゃになり、
窓ガラスが曇るほどお互いの体を貪り合う。
それでも足りない。
もっと強く、
もっと激しく、
何も考えられなくなるくらいめちゃくちゃにしてほしい。
背骨が折れるほと強く抱き締められて、
ほとんど息もできないくらい直人くんで溺れたい。
上も下も、右も左もわからなくなるくらい、
直人くんでいっぱいになりたい。
熔けて混ざり合ってしまいたい。