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こころから
第39章 久美子19
全てを直人くんに委ね、
言いなりになることがすごく気持ちいいと発見した。
直人くんに、ベッドの上で四つん這いになるように言われた。
それが私の脳内で勝手に、拒否することのできない命令に変換された。
嫌だけど仕方ないのだ、と想像すると頭がぽうっとした。
私は囚われのお姫様で、監禁されたこの部屋で、
これからひどいことをされるのだ。
「こっちに背中向けて、お尻を突き出して」
「はい」
すごく恥ずかしいのを我慢して、直人くんに服従する。
どきどきがすごかった。
「膝くっつけてちゃだめですよ。拡げてください」
「はい……」