この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
こころから
第48章 直人25
 一瞬すごく声が小さくなって聞き取れなかったけど、
たぶんきっと、絶対に、おしっこと言った。

「めちゃくちゃ見たいですっ」

 前のめりにぼくは言い、
久美子さんはうつむいたまま歩き続ける。
路地を抜け大通りに出たところで、
車の騒音にかき消される一瞬前に、
金曜日にね、と確かに言ってくれたのを、
ぼくは聞き逃さなかった。

喜びが爆発しようとしている最中、
自分でも説明できない衝動にかられて、
ぼくは後ろを振り返った。
青いトラックが、すぐそこにまで迫っていた。
/316ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ