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こころから
第49章 久美子24
「はい、おしまい、ばかっ」
外に聞こえないように小さな声で、
でも恥ずかしさを隠すために強い口調で言って、
スマホの通話終了ボタンを押した。
ほんとに直人くんには困る。
おしっこしている姿なんて絶対に見せられるものじゃないのに、
そう言えば言うほど直人くんは見たがる。
音を聞かれるだけでも、思ってた以上に恥ずかしかった。
ほんとうに顔から火が出そうだった。
ちゃんと通話が終了しているか再確認して、
トイレットペーパーを引き出す。
くしゃくしゃっとしてからあそこを拭く。
「いやだ」
思わず声が出てしまった。
私のあそこは、おしっことは明らかに違うぬるぬるで濡れていた。
そして驚いたことに、ペーパーが擦れるとじんわりと甘く痺れた。