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こころから
第52章 久美子26
 即死だと思います。
痛みも何も感じることはなかったでしょう。

 そう教えてくれたのはだれだったか、思い出せない。
ほんとうに聞いたかどうかさえ、記憶があやふやだった。

 お通夜。
お通夜……

 参列者には、直人くんの元同級生だと思われる男の子や女の子がたくさんいた。
みんな若くて、人生これからって感じの子たち。
無表情で焼香を待っている。
私も並んでいる。
金曜日の夜だ。
金曜日。
楽しみにしていた金曜日。
ふたりで温泉に浸かって、手を繋いで散策して、
まだ夜は始まったばかりで……
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