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こころから
第10章 直人5
 牧原部長の姿をスマホで盗み撮りした秘蔵のフォルダを開く。
どの角度からの牧原部長も美しい。
いっそ神々しいと言ってもいい。
かなりイカレているなと自覚しながら、
寝ても覚めても牧原部長だった。

 牧原部長への恋心は、衰えるどころか大きく膨らむ一方だった。
牧原部長に近寄りたくて、その思いが強すぎて、
知らず知らずに肩が触れ合うほど近寄っていることがある。

 言うのも恥ずかしいくらい些細なことで、
勘違いだと言われれば否定できる材料は何もないことだけど、
ひとつだけ、針の先ほどの光明に、今日気づいた。

 次の出張の打合せ。
第二会議室で牧原部長とふたりきり。
ただ、ふたりきりと言っても周囲の仕切りは透明のアクリル板なので、
外からは丸見えだ。
会議テーブルの椅子に並んで座り、書類を拡げての打合せ。
そのときのことだ。
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