この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
こころから
第12章 直人6

 次のチャンスはなかなか訪れなかった。
打ち合せから出張。
出張中は昼食もだいたい一緒にとる。
行動を共にしている時間はかなり多い。
家族をのぞけば、ぼくが一番だろう。

 それなのにだめだ、怖気づいている。

 あれ以来、あからさまに避けられている。
目も合わせてくれない。
ぼくからの好意に感づいて、
ガードを固めてしまった気がしてならない。

 調子に乗り過ぎてしまったと、反省している。
牧原部長から見たら、ぼくなどただのガキなのだろう。
部長の長男と同じ年なので当然だった。
そもそも最初から恋愛対象になど、なり得なかった。
初手から詰んでいたのだ。
今頃気づくなんて恥ずかしい限りだ。
/316ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ