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こころから
第16章 直人8
「疲れたね」

 めずらしく弱った牧原部長だ。
抱き締めてあげたい強い衝動。
でもぼくでは到底、役不足だろう。
違う、力不足だ。
こういうところからして、勉強が足りていない。

「今から電車に乗れば、何とか今日中に帰れると思いますけど、どうします?」

「そうね、どうしよう……」

「乗り換えのところで、だいぶ走ってもらわないといけませんけど」

「ああ……」

 全速力は必要ないが、歩いていては間に合わない。
階段もある。
牧原部長もそのことを思い出したようだった。
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