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こころから
第16章 直人8
「ごめん、私はどこかに泊まるわ。
坂井くんは先に帰ってくれていいよ」

 ため息とともに、牧原部長は言った。

「じゃあぼくも泊まります。
帰ってもどうせ寝るだけだし」

 牧原部長をひとりにするのは嫌だった。

「宿泊費、出ないわよ」

「構いません」

 とにかくぼくは牧原部長をベンチに座らせ、宿の手配を始めた。
スマホでビジネスホテルを検索し、電話をかけていく。
しかしやはり予約なしで急には、なかなか空きが見つからなかった。
夜の街は少しずつ冷えてきて、
スーツの上着を牧原部長に手渡して電話をかけ続けた。
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