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こころから
第18章 直人9
「ぼくなんて、牧原部長から見たら相手にならない子どもなんでしょうけど
ぼくは本気なんです。あれからずっと牧原部長しか見えなくて、
つらいくらいに好きになってしまって」

 後退りしていた牧原部長の背中が壁に当たる。
それでも、右にでも左にでも逃げ場はある。
それなのに、牧原部長はどっちにも逃げなかった。
ぼくの手が牧原部長の肩に届く。
思っていたより華奢な肩。
萎縮したように、彼女が体を硬くしている。

「わかってました。好きになっちゃいけないって。
でも、自分に何度もそう言い聞かせたけど、
好きにならずにいることがほんとうに難しくて、
もうどうしようもなくて」
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