この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あかりと沙織
第1章 サディストからサディストへの依頼
6月の17:00過ぎ・・・まだ明るく、適度に風があり、気持ちいい初夏を感じる日。

「ここうまくいかないんだよね。」
「ここはですね〜」
「おっ、出来た。前に習った事、いつも忘れちゃうんだよな〜」
早瀬健の経営するパソコン教室でいつものやり取りが行われていた。
「けん先生、今日暇?」と南から声をかけられた。南とは、授業が今終わった生徒である。
「特に予定はありませんが・・」
「たまには飲みに行こうよ。奢るから」
「何時頃ですか?」
「7時でどう?」
「わかりました」などというやりとりをして、午後7時に隣駅の居酒屋で待ち合わせすることにした。
南が予約したのは、個室の居酒屋で、少し高めだが、料理も美味しく、お酒も豊富だ。健も時々利用する。店に入り、店員に部屋に案内される。
「お疲れ様です」、
「お疲れ様」簡単な挨拶を済ませ、とりあえずビールを頼み、食事を注文する。たわいのない会話をしながら、お酒を飲む。1時間位経っただろうか。
南が少し真剣な顔つきになって言った。「先生ってSでしょ?」
唐突な問いかけに少しビックリしたが、「そうですよ〜よくわかりましたね。結構、Mに見られるんですけどね」軽く言葉を返した。
(実際、話を聞いてあげるのが好きで、Mにみられることも多いんだよね。自分みたいな分析型の人間はSが多いと思うんだよな。)などと健は思っていた。

「やっぱり!」南は、少しドヤ顔で笑ってこたえた。そして、少し間を置き南が言った。
「先生、女を調教してみない?」

流石に健はびっくりした。
南は、2人の女性の写真を何枚か置いて、経緯を話し始めた。南は過去に高校の先生をやっていて、その時に2人の女性を調教したそうだ。一人は沙織と言い、現在23歳。銀行員をしているとのこと。
そして、もう1人はあかりといい現在25歳。ニュースキャスターをしているとのことだ。
写真を見て、健は更にびっくりした。
「もしかして、この女性は、北川あかりじゃないですか?」
「おっ、知っているかい?」
「知っているも何も、超がつく人気で、かなりの美人ですし・・この女性が南さんの奴隷だったんですか?」
「信じられないかい?」
「・・・ちょっと・・・」健は言葉に詰まった。
「まぁ、そうだろうな」と南はいたずらっぽく笑った。



/46ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ