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エンドレスサマー
第11章 レオタード
「美香は何を想像しておま×こを弄っいるんだ」
「秘密」
「秘密? 卑怯だぞ。ちゃんと教えろよ」
「あれ」
「あれって何?」
「あれってあれ」
 たとえわかっていてもこういう言葉のやり取りがさらにお互いを厭らしくする。
「だから何だよ。はっきり言えよ」
「だから、おちんちん」
「誰の?」
「先生って本当に意地悪」
「まさか和田のちんぽじゃないよな」
 和田は美香のファーストキスの相手。
「嫉妬する先生って可愛い」
「だから誰のちんぽを想像するんだ」
「先生のおちんちん」
「本当か?」
「もう、先生のばか。ばかばかばか」
 そう言いながら美香の右手の動きは止まらない。敏感な部分を指がぐるぐる回る。そうかと思うと割れ目に沿って動いたりする(割れ目はレオタードで見えないが)。それは美香が興奮するための自らを慰める行為。
 言葉と互いの行為。交わらなくても十分満足できるとても卑猥なプレイ。
 そしてようやく私が待ち望んでいたものを拝むことができた。エッチな言葉のやり取りがあっても、私の目は美香の大切な部分から離れなかった。
 ばかばかしい、そんなもののために、なんて思う人もいるだろう。でも私はどうしてもそれが見たかったのだ。
 美香のレオタードの陰部に縦に細長い楕円形の形になって現れるシミ。我慢できずに秘穴から溢れてきた美香の淫汁が作る濡れた跡。残念ながら陰部のクロッチは全く機能せず、その楕円形は時間と共に大きくなっていく。レオタードの陰部がぐっしょりに濡れる様。
 胸の鼓動が高鳴る。興奮で体が震える。私はそれが見たかった。
「厭らしい女だったんだな、美香」
「えっ? どういうこと?」
「わからないのか?」
「だから何のこと?」
「美香が今触っているところ、どうなっている?」
「……」
 美香が自分の股間を覗き込んだ。
「ふん」
「やだ、濡れてる」
「……」
 私は何も言わずに口角だけを少し上げた。
「えっ? ひょっとして先生、これが見たかったの?」
「……」
 何も言わずに私は頷いた。
「先生まじ変態。もう最悪。こんなの見て先生楽しいの?」
「当り前だろ。だって美香が厭らしい女だっていうことの証拠だからな。どれどれ舐めようかな」
「嫌だ、変態先生。こっち来ないでよ」
「それはできないな。だって美香はもう僕のものだからね」
 私はそう言ってレオタード姿の美香に飛びついた。
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