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エンドレスサマー
第11章 レオタード
「だめ!先生だめだから! お願いだから……」
 声は大きかったが、抵抗はとても小さいものだった。
 全裸の私はレオタードを着たままの美香に覆いかぶさった。レオタードの上から美香の体を弄る。膨らみの少ない美香の胸。その小さな胸さえレオタードで締め付けられている。
 キスをする。抵抗の言葉はもうない。それどころか美香の方から私の口の中に舌を入れてきた。
 レオタードの上を私の手が動き回る。ここが右の乳首。ここが左の乳首。直接触るよりもレオタードの上から触るのは何だか厭らしい。
 ノースリーブのレオタードなので脇の下は直接舐めまわした。汗の匂いが脇の下の匂いに混じる。悪くない匂い。脇の下を舐めながら私は美香の乳首を弄り続けた。摘まんだり、親指や人差し指で弾いたりしながら美香の乳首を愉しんだ。「ううう」と喘いだり「そこ凄く気持ちいい」と私に感じるポイントを訴えた。
「雌犬」
「えっ? 何?」
「雌犬って言ったんだ」
 蔑む言葉に美香がどう反応するのか見たかった。
「……何だかよくわからない。でも気持ちいいよ」
 高一女子にはそういう言葉のやり取りはまだ無理のようだ。
 レオタードの上から愛撫を繰り返す。胸、それからお腹。レオタードの繊維の匂いとレオタードの下から立ち上ってくる美香の体臭が混じる。
 本物のレオタード(通販か何かで取り寄せたものではない)。このレオタードを美香は去年まで着て大会に出場していた。成績も覚えている。県大会では美香も演技をしている。団体五位。スポーツに疎い私でも五位という成績がどれだけ凄いのかということくらいはわかる。
 濃い緑色のレオタード。夏前の大会だったからか、ノースリーブタイプのレオタード。美香は私に教えてくれた。中学時代、脇の下の毛の処理なんてしたことがなかった、と。そして今でもその面倒くさい作業から美香は解放されている。
 そしてふと思った。こういうものに目のない奴が世の中にはごまんといるのだろう(美香にレオタードを着てくれと懇願した私が言うのも何だが)。例えば本物レオタードがオークションに出品される(おそらく出品禁止の品物になるだろうが)。仮にそうなったとしたら、間違いなく高値で取引される。もちろん洗濯はされている。しかし本物は、少なくとも一度は選手が身に付けたものなのだ。それは選手が使用した品物なのだ。
 本物の味は格別だ。
 
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