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言葉に出来ない
第8章 YES-YES-YES〜美由
ペットボトルの水を口移しで飲ませてくれてから、
また、腕枕をしてくれて、

「少し、眠ろうね?
そうしないと、俺、
また美由ちゃんのことを襲っちゃいそうだからさ。
朝、起きたら、キス、たくさんしようね?
それで、痛さが和らいでたら、
また、抱きたいけど、
痛かったらイチャイチャだけで良いから、
ちゃんと言ってね?」と額にキスをしてくれた。


「あの…。
私、おかしくなかった?
亮平さん、気持ち良かった?」と訊くと、
2秒くらいの間が空いてから、
大笑いしてから、耳元で囁いた。


「凄く気持ち良かったから、
2回も連続で出しちゃったよ。
もっとしたい位だけどね?」と言って、
耳朶を舐められて舌を入れられると、
また、声が出てしまう。


「うわ、
ヤバいヤバい。
その声聴いてると、
我慢出来なくなるからな」と笑って、

「続きは明日の朝。
これからは、毎晩、やりたいくらいだけど、
美由ちゃん、壊さないようにしないとな」と囁いた。


「毎晩…?」


「えっ?
やだ?」


「毎晩してたら、
私に飽きちゃいませんか?」


「飽きる訳ないよ。
それより、俺が飽きられないように、
あれこれ、頑張らないとな?」


「あれこれ?」


「そ。
あれこれだよ?」と笑った。





あれこれって…?
何かしら?

と考えているうちに、
睡魔に襲われた。
まだ、下腹部には鈍い痛みはあったけど、
それは、幸せな痛みのように思えた。
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