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言葉に出来ない
第3章 愛の中へ〜亮平
あー!!
本当に俺、馬鹿過ぎ。
出来るならやり直したい。


そう思いながら、電話をしたけど何度かコール音がして留守電になるから、
慌てて車を駅まで走らせた。


駅チカの駐車場に車を停めて、
走りながら電話をしたら、
今度は電話に出てくれて、
あんなに待たせたのに優しい笑顔を見せてくれて、
泣きそうになったけど、
それを隠すようにぶっきらぼうな声を出してしまった。


車に戻る時に、
お詫びにと思って、
駅ビルの端っこの花屋に飛び込んで、
とても小さくて可憐な花を、
「全部!」と言って、
ギュッと束ねて貰って、
花と同じ色のリボンを掛けて貰った。

白いリボンなんて、
なんか、淋しいかなと思ったけど、
ピュアな美由ちゃんにピッタリだと思った。


その花が、
鈴蘭だってことも知らなくて、
とても嬉しそうな笑顔を観て、
心臓を鷲掴みにされたような気持ちになった。


それにしても、
初めてのデートで4時間も遅刻してしまったのは、
大失態だった。

1日でも早く会いたかったからと仕事がある土曜日に約束したのが敗因だ。


美由ちゃんは、
自分が時間を間違ったのかと思ったり、
事故に遭ったのではと心配したり、
でも、きっと急患なんだと思いながら、
俺を待ってくれていた。


その素直さと優しさにも、
すっかりやられてしまった。



俺が行きたいと思っていたレストランは、
美由ちゃんが何度も家族で行っていた店みたいで、
凄く美味しくて心地良い店だった。


デザートに3個、ケーキを食べたら、
美由ちゃんはまた、楽しそうな顔で笑っていた。


この日は家の前まで送って、
帰宅してから電話もした。


待たせたことを詫びたい気持ちより、
少しでも話もしたいし、
声も聴きたかった。



俺はすっかり、
美由ちゃんに恋していた。

年齢も結局、訊けなかったけど、
そんなことはどうでも良くて、
とにかく、また、会いたくて、
翌日の朝、
美由ちゃんの犬の散歩の時間に公園で会う約束までしてしまった。

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