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言葉に出来ない
第3章 愛の中へ〜亮平
やばい。
つい、頭の中では、
美由ちゃんって言ってしまうくらい、
可愛くてしょうがない。

でも、
美由ちゃんはそう呼ぶと、
ちょっと頬っぺたを膨らませて抗議するから、
美由さんって呼ばないとな。


明日は、ジャージで良いよな?
ランニングだって説明したから、
他の格好じゃおかしいし。


犬を連れて、
カフェとかで朝食とか、出来ると良いな。



俺はそんなことを考えながら、
また、ついつい股間を膨らませてしまって、
自分で慰めてしまった。


本当に、高校生みたいだと苦笑して、
その後は泥のように眠った。



寝坊した気がして、
何度か目が覚めて、
5時前に本格的に起きてシャワーを浴びた。


髭も剃って、
念入りに歯磨きもしてからトレーニングウェアに着替えた。


いつものように、丁寧にランニングシューズの靴紐を結んで、
家を出て、
軽い走りで公園を目指した。


流石に美由ちゃんの家の前を走るのは、ストーカーみたいだから避けて、
真っ直ぐ公園を目指す。


日曜の朝は、
平日より人は少ない感じだった。


周りを確認しながら公園の中を走っていると、
紺色のワンピースを着た美由ちゃんが見えた。


ぬいぐるみみたいな小さい犬を連れていると思ったけど、
それは俺の妄想で、
思いの外、大きい犬を連れていて、
脚を止めて、少し息を整えてからゆっくり美由ちゃんに近づいていった。



美由ちゃんが俺に気づいて会釈をして、

「おはようございます」と声を掛けてくれる。



「美由さん、おはよう」と言って、
近くまで行くと、
その犬は少し不審なヤツかどうか見極めるような顔をした。


美由ちゃんが、
軽くリードを引くと、
静かに美由ちゃんの左脚の横にお座りをした。



「あっ。
大きい犬、大丈夫ですか?」と美由ちゃんが俺を見上げて言うので、

「イメージで、
トイプードルとかヨーキーとかの散歩だと思ってたから、
ちょっとびっくりしてる。
警察犬みたいだね?」と笑うと、

「カールって言うの。
とても大人しくて、優しいのよ?」と言った。
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