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言葉に出来ない
第3章 愛の中へ〜亮平

玄関で靴を履こうとすると、
軽く磨いてあるのが判る。
「あれ?」と声が出てしまうと、
「あ。
海の砂とか、公園の泥とかだけ、
軽く落としておきました」と笑う。
「なんか、俺、
図々しくなかったかな?
大丈夫だった?」と訊くと、
「全然。
いつもと変わらない感じでしたよ?」と微笑んでくれた。
ドアを開けると、向きが変わって、
門扉にすぐに行けるように車が横付けされていて、
年輩の男性が窓を拭いてくれていた。
「荒井さん、ありがとうございます」と美由ちゃんが言うから、
家の中に居たお手伝いさんの夫なのかもしれないと思った。
「気をつけて帰ってくださいね?」と言う美由ちゃんに、
また1週間会えないと思うと、
かなりガッカリしていたけど、
そんなこと、初対面のおじさんが近くに居る状況で言える訳もなく、
「家についたら、電話するね?」とだけ言って、
そっと手を握ってみた。
荒井さんがそこに居なかったら、
ハグしてチューしたかったけど、
俺は理性を振り絞って、
美由ちゃんに、
「今日はたくさん、時間をくれて、
ありがとう。
嬉しかったよ?」とだけ言った。
言いながら、俺ははっきりと美由ちゃんへの想いを自覚していた。
やっぱり、一目惚れ。
とにかく、一緒に居たい。
誰にも盗られたくない。
婿養子、上等!
そんなことはどっちでも良いから、
結婚して、
美由ちゃんの全てが欲しい。
そう思った。
軽く磨いてあるのが判る。
「あれ?」と声が出てしまうと、
「あ。
海の砂とか、公園の泥とかだけ、
軽く落としておきました」と笑う。
「なんか、俺、
図々しくなかったかな?
大丈夫だった?」と訊くと、
「全然。
いつもと変わらない感じでしたよ?」と微笑んでくれた。
ドアを開けると、向きが変わって、
門扉にすぐに行けるように車が横付けされていて、
年輩の男性が窓を拭いてくれていた。
「荒井さん、ありがとうございます」と美由ちゃんが言うから、
家の中に居たお手伝いさんの夫なのかもしれないと思った。
「気をつけて帰ってくださいね?」と言う美由ちゃんに、
また1週間会えないと思うと、
かなりガッカリしていたけど、
そんなこと、初対面のおじさんが近くに居る状況で言える訳もなく、
「家についたら、電話するね?」とだけ言って、
そっと手を握ってみた。
荒井さんがそこに居なかったら、
ハグしてチューしたかったけど、
俺は理性を振り絞って、
美由ちゃんに、
「今日はたくさん、時間をくれて、
ありがとう。
嬉しかったよ?」とだけ言った。
言いながら、俺ははっきりと美由ちゃんへの想いを自覚していた。
やっぱり、一目惚れ。
とにかく、一緒に居たい。
誰にも盗られたくない。
婿養子、上等!
そんなことはどっちでも良いから、
結婚して、
美由ちゃんの全てが欲しい。
そう思った。

