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第5章 柔らかい草

「こっち見な。」
無理矢理、顔を向けさせられたかと思うと、口の中に熱い龍星の舌が入り込んできた。


「…っぁ…」
龍星の舌が花凛の舌に絡み付く。
長いキスが続く。
その間も、龍星は空いている手で、痛いほどにたった乳首を弄び続けている。


「まだまだだろ？」
やっと口を離した龍星が意地悪そうに囁く。


「いやっ…！もうダメ！私…おかしくなっちゃう！」

「さっき、狂えって言っただろ。」


龍星は仰向けの花凛を起こすと、胡座をかいて上に座るように促した。

「えっ？ここに？？」
龍星は躊躇する花凛の腕を取り、強引に座らせてしまった。


花凛のお尻に、硬くなった龍星のものが当たる。

ピクッと反応した花凛に龍星は、あははっ！と軽く笑い、
「大丈夫だよ。婚礼までこれはとっとくから。でも、花凛にはそれなりの方法で楽しませてもらうからね。」

「さぁ、力抜いて。」
後ろから優しく囁きながら、後ろから花凛の膝の裏に手を回してぐいっと抱え上げた。
花凛の膝が割れて、ぐっしょり濡れたあの部分が露になる。

「見える？凄いよお前。」
龍星は羞恥を煽るように、花凛の割れ目を指で拡げて見せつけてくる。

「や…やめて…見たくないっ…」
花凛は目を硬く閉じて、顔をそむけた。

「あれ？見てないでしょ。目を瞑ってたら、何されても知らないよ。」

「やだ…。だめっ！」
花凛は恥ずかしさのあまり、泣きそうになっている。

「ひどい！龍星のバカっ！！ひどすぎる！！」

「ふーん。バカなんて言って良いんだ。」
そう言うと、龍星は指で押し広げたあの部分のやや上にある赤くぷっくりと膨らむ肉芽の部分を、きゅっと指で摘まんだ。

「…っあ！！！」
そして、そのままクリクリと軽く押し潰すように刺激を加える。


「…ひっ！っあ！」
花凛は思わず目を見開く。

下には龍星の指の間で、真っ赤に充血したクリトリスが、くにゅくにゅと形を変えていた。

始めて見る、自分の女の部分。
生々しいその部分は花凛の羞恥を煽る。
でも、恥ずかしければ恥ずかしいほど身体が感じてしまう。