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唐草の微睡み
第10章 2人だけの夜
徐々に打ち付ける強さが増していく。

初めて体験する身体の奥からの疼きに、花凛の身体が反応する。
「うっ!お前…締め付けすぎた…」

「っあ!あっあっあっあっっ…!」
花凛の嬌声が高まる。

「花凛…お前…そんなに良いのか?」

花凛はコクコクと頷く。

「ふふっ。それは良かった。」
龍星はニヤリと笑い、ピストルを速める。

「んっっ!…っああっ!!」
花凛は大きく目を見開いて、口をパクパクとさせてしまう。

きゅうきゅうと膣の中が収縮を繰り返す。


龍星は、花凛の膝を両腕で抱え、より奥に当たるように腰を打ち付け始めた。

「…っあっっん!!」

下腹部にまで響いてくる刺激に、頭が真っ白になってくる。


長椅子は激しく軋み、ギシギシと音を立てる。


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