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唐草の微睡み
第10章 2人だけの夜
龍星は花凛の片足を長椅子の背もたれにかけてると、膝を抱える両手を離し、花凛の腰に手をやった。

そして、花凛赤く充血したクリトリスに擦り付けるように腰を上下させる。

「…だっ!だめっ!!」

「何がだめなんだ?俺が支えてなくても、お前の腰は浮いているぞ。」

腰を持つ手を離し、花凛に覆い被さると耳元で囁く。

そのまま、龍星の唇は花凛の耳たぶを挟み、舌先でツンツンとつついてきた。

耳が熱い…
花凛は、耐えられなくなって逃れようと嫌々と首を左右にふる。

そうしたら、今度は首筋にその舌を這わせ始めた。

「んっ…」

花凛の目がぎゅうっと閉じられる。

龍星は花凛の乳首に手を伸ばし、指先でころころと転がしはじめた。


「…くっ!!あっ!!」


「だっ…だめ!」

「何がだめなんだ?」
龍星の指の動きは止まらない。

「は…激しすぎるっ!」

「何を言ってる?お前はこれくらいでちょうど良いだろ?」
ニヤリと笑ってから、
「いや。まだまだ足りないか?」


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