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痴女 (リメイク)
第3章 草食系男子
あ、ありがとな…気遣ってくれたのか?
映画はまだ途中だぞ?
最後まで観ないのかよ?
いいんですよ。だってあの映画、この前1人で観にきましたから。
何だってぇ〜。おまえなぁ…
そんならアタシが好きな映画にすりゃあ良かったじゃねえかよ。
一樹は華菜の顔を見ると笑っていた。
…良かった。あまり気にしてないみたいだ。
君は僕が見てないと何しでかすか分からないからね。
アタシの勝手だろうが。
華菜たちは帰宅しようと歩いていた。
それを見つめる1人の女性の陰があった。
華菜…あの娘はぁ…ざけんなよ。
一樹くんと仲良さそうに歩いて。
私が一樹くんが好きだと知っておきながら。
翌日一樹は梨沙に呼ばれていた。
一樹くんさぁ。
昨日、華菜と歩いてたよね。
映画を観に行ったでしょ?
うん。観に行ったけど…それがどうかした?
2人…付き合ってるの?
梨沙は不安そうな悲しげな表情で見つめてきた。
付き合ってないよ。
僕たちは家族同士が仲が良いからね。
どうしても一緒に行動することが多いんだよ。
一樹くんは華菜のことをどう思ってるの?
一樹は梨沙の顔をじっと見つめて言った。
好きだよ。ずっとね。
だからわたしをフッたのね。
このわたしを。
華菜みたいな尻軽サセ子のどこがいいの?
あっちでこっちでやりまくってるような女のどこがいいの?
対して美女でもないBクラスの顔してる女が。
私なら一樹くんを大切にしてあげるのに…
君なら美女だから選べるじゃないの?
よく言い寄られるでしょ?
それに大学生と付き合ってるって聞いたよ。
え?誰に聞いたの?その話し。
皆んな知ってるよ。
君のほうこそ良いの?大学生の彼氏がいるのに。
二股じゃないの?それって。
梨沙は言葉を詰まらせた。
もういいッ!
梨沙は足早に去っていった。
華菜をめちゃくちゃにしてやる。
あのクソ女…表を歩けないようにしてやる。
華菜は部屋で携帯をいじっていた。
つまんねぇなぁ。
なんか面白いことねえかなぁ。
華菜はSNSを見ていた。
これなんか良くねえか?
お小遣いくれるらしいし。
このオヤジからふんだくってやるか。
小遣い無くなってきたしな。
華菜はSNSで知り合ったオヤジと会うことにした。
しかし、うちの駅前って…なんか嫌だな。
誰かに見られるとマジーよ。
サクッと待ち合わせしてどっかにふけるか。
おじさま♡こんばんは。うふッ…
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