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痴女 (リメイク)
第2章 清楚系女子
っていうか、何で下着履いてないんです?
ああ、それね。
アタシは下着を着ると痒くなるんだよ。
縫い目とか嫌なんだよ。
肌着アレルギーってやつ。
よほど、良い素材とかじゃないと合わないんだよ。
おまえが買ってくれ。
しかし…
…コイツ。あかん
ほんとのバカだ。
だからダメなんだよな。
分かんねえのかな。
分かんねえだろな…
アタシがいけないのか?
華菜はベッドで壁際に向いて寝たふりをしながら考えていた。
コイツのこの性格を何とか改善していかにゃイカンな。
華菜ちゃん…
きみは将来のこととか考えてるの?
昨日、自分のやりたい事は自分で探すような事を言ってとから。
まだたよ。おまえは?
僕はコンピュータ関係の仕事に就きたいと考えてる。
この先、有望視されてるカテゴリーだし。
そっか…おまえもそれなりに考えてんだな。
奥さんになる人を幸せにするんだな。
まだ先の話しだけどな。私たちには。
そのとき、一樹は一瞬寂しげな表情をしていた。
華菜は横目でちらっと見てそれを確認した。
…《ふ〜ん。一応それなりに想ってはいるんだな。》
ここでムキになって言い返せるようにならないとイカンのに。
でも返って好きバレするような事はあえてしないか。
コイツ意外と賢いからな。 
将来ねぇ…親のように警官になろうなんてサラサラないし。
かと言ってやりたいことは見つからない。
出来ることといえば、一樹のお母さんの手伝いしてカブあげるくらい。
疲れんだよなぁ…気疲れしちゃうし。
そういうの溜まりに溜まってあとから爆発すんだよな。
アタシはそういう性格だ。
黙って去るタイプ。
O型気質なんだよね。
良いのか悪いのか…
おまえはいいよな…男だから
うちは男が欲しかったみたいなんだよ。
父親は同じ警官にしたかったらしくて。
だからアタシが生まれてきたときは
何で男じゃないんだ!と怒ってたらしい。
おまえが女の子を産まないのがいけないとかお母さんにあたって。
だからアタシは絶対に警官になんかならないんだよ。
アタシが産まれてきたのが間違いだったみたいなことを聞かされて
幼い頃のアタシがどう思ったか…
だから反抗的なんだよ。父親みたいにはなりたくない。
いつもそう思ってるし、今でもな。
アタシはアタシの道をゆく。
だからおまえはおまえの道をゆけ。
なんか楽しいことねーかなぁー
一樹は無言で聞き流していた。
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