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フランソワとの想い出
第2章 兜合わせ
フランソワがぼくをベッドに押し倒す。
「おっと、忘れとった」
何を思ったか立ち上がり、部屋の奥から三脚とビデオカメラを取り出した。
「撮影するのか?」
尋ねると、
「ああ、わいはこう見えて映画監督志望でっさかいな」
カメラの角度を調整しながら答える。
「さ、本番いきまひょか」
バスローブを脱ぎ捨て、フランソワがぼくの上に乗っかって来た。
いきなりディープキス。
残念(!)なことに、ぼくはゲイではないのでいくら美貌のフランソワ相手でも気持ち良くはない。
彼の薄い胸毛が乳首に触れてくすぐったいので身をよじると、
「あんさんも、感じてきはったようでんな」
勘違いしたフランソワが囁きかけた。
フランソワはお稚児さん経験があり、しかもこれだけの美男子だからゲイではいつもウケ専門だったのだろう。
だから、タチ役としての愛撫のしかたは大雑把で、はっきり言って下手くそだった。
しかし、ノンケだとは言え彼との長い友情も大切にしたかったので、大げさに反応してみせることにした。
「どや、天国に昇る気分でっしゃろ?」
と言ってから、あまり硬くなっていないぼくの性器を頬張る。
どちらかというと地獄の拷問を受けている気分だ。
「ちょっとあんさん、しゃぶってもろたら、相手のもしゃぶるんが礼儀っちゅうもんでっせ」
と、今度は自分のモノを顔に押し付けて来る。
フランソワのは普段から立派なのだが、勃起してもあまり大きさや硬さは変わらない感じだ。増量した魚肉ソーセージを思わせる。
口に含むとプルプルして、触感も魚肉ソーセージみたいだ。
幸いなことに稚児育ちのフランソワは最終的に肛門に挿入しようという気はなかった。
兜合わせ……というのか知らないが、性器をこすり合わせて腰を器用に動かす。
魚肉ソーセージのプルプルが股間をくすぐり、絶頂が迫って来た。
「フ、フランソワ、逝きそう……」
「わいも、辛抱たまらん」
ほぼ同時に射精する。
下になっていたぼくの腹から胸にかけて、二人の精液が飛び散った。
フランソワはそれを残らず舐めとる。こいつ、よくやるよな、と賢者になった頭でぼくは思ったのだが……
いきなり、フランソワがディープキスをしてきた。
「おっと、忘れとった」
何を思ったか立ち上がり、部屋の奥から三脚とビデオカメラを取り出した。
「撮影するのか?」
尋ねると、
「ああ、わいはこう見えて映画監督志望でっさかいな」
カメラの角度を調整しながら答える。
「さ、本番いきまひょか」
バスローブを脱ぎ捨て、フランソワがぼくの上に乗っかって来た。
いきなりディープキス。
残念(!)なことに、ぼくはゲイではないのでいくら美貌のフランソワ相手でも気持ち良くはない。
彼の薄い胸毛が乳首に触れてくすぐったいので身をよじると、
「あんさんも、感じてきはったようでんな」
勘違いしたフランソワが囁きかけた。
フランソワはお稚児さん経験があり、しかもこれだけの美男子だからゲイではいつもウケ専門だったのだろう。
だから、タチ役としての愛撫のしかたは大雑把で、はっきり言って下手くそだった。
しかし、ノンケだとは言え彼との長い友情も大切にしたかったので、大げさに反応してみせることにした。
「どや、天国に昇る気分でっしゃろ?」
と言ってから、あまり硬くなっていないぼくの性器を頬張る。
どちらかというと地獄の拷問を受けている気分だ。
「ちょっとあんさん、しゃぶってもろたら、相手のもしゃぶるんが礼儀っちゅうもんでっせ」
と、今度は自分のモノを顔に押し付けて来る。
フランソワのは普段から立派なのだが、勃起してもあまり大きさや硬さは変わらない感じだ。増量した魚肉ソーセージを思わせる。
口に含むとプルプルして、触感も魚肉ソーセージみたいだ。
幸いなことに稚児育ちのフランソワは最終的に肛門に挿入しようという気はなかった。
兜合わせ……というのか知らないが、性器をこすり合わせて腰を器用に動かす。
魚肉ソーセージのプルプルが股間をくすぐり、絶頂が迫って来た。
「フ、フランソワ、逝きそう……」
「わいも、辛抱たまらん」
ほぼ同時に射精する。
下になっていたぼくの腹から胸にかけて、二人の精液が飛び散った。
フランソワはそれを残らず舐めとる。こいつ、よくやるよな、と賢者になった頭でぼくは思ったのだが……
いきなり、フランソワがディープキスをしてきた。