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第4章 帰り路

「お義姉さん、もうイキそうなんですか？ちょっと敏感過ぎですよ！もしかして早漏なのかな？」

康平君がからかってくるのが悔しかった。

でも、体は正直だった。

敏感な乳首を吸われ、濡れそぼるオマ○コを掻き回されて、私は今にもイキそうになっていた。

「お義姉さん、イッたら罰として中出し１回ですよ！」

「嫌、嫌・・ダメよ・・あっ、でも・・あっ、ダメ！」

自分でも何を口走っているのかわからなかった。

忙しく体を捩り、くねらせながら、今にも押し寄せて来そうな絶頂感と必死に闘っていたのだった。

でも、女の急所を康平君のようなテクニシャンに狙われては私の運命は決まっていた。

「ああっ・・ダメぇ・・あっ、イク・・！」

醜いまでに顔を歪めて、全身を仰け反らせた私は硬直させた体をビクン、ビクンと二度三度痙攣させるとやがて力尽きたようにベッドに体を沈めたのだった。

康平君に教えられた悦楽の絶頂感・・

夫からは教えられた事のない快楽の極みだった。

これが本当の絶頂感というものなのだろうか？

全身の血液が逆流するかのような、狂しくて、切なくて、やるせない恍惚感だった。