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誰も知らない君の顔
第4章 俺の中の悪魔

初めてのデートでもあるまいし・・・それに出会い系だぞ!
何度も自分に言い利かせたが・・・俺は目的地に2時間も前からスタンバッていた。
「情けない・・・」
別に俺はモテない訳じゃない。この独りだった1年の間に何人かにコクられたが、気に入らない限り交際まで発展しない。
要は選り好みをしすぎて彼女が出来ないのである・・・。
「あと30分か・・・」
多分サクラだろう。でも可愛いお姉ちゃんなら騙されてもいいかも~。なんてバカな妄想ばかり考えながら2時間が経過。
少し離れた場所から目印の赤いスカーフの女を探したが、何故この場所なんだろうか?
都心部に住むと言うユキナだが、待ち合わせに指定して来たのは電車を何度も乗り継がないと辿り着けない駅。週末にも関わらず人もまばらだ。
何度も自分に言い利かせたが・・・俺は目的地に2時間も前からスタンバッていた。
「情けない・・・」
別に俺はモテない訳じゃない。この独りだった1年の間に何人かにコクられたが、気に入らない限り交際まで発展しない。
要は選り好みをしすぎて彼女が出来ないのである・・・。
「あと30分か・・・」
多分サクラだろう。でも可愛いお姉ちゃんなら騙されてもいいかも~。なんてバカな妄想ばかり考えながら2時間が経過。
少し離れた場所から目印の赤いスカーフの女を探したが、何故この場所なんだろうか?
都心部に住むと言うユキナだが、待ち合わせに指定して来たのは電車を何度も乗り継がないと辿り着けない駅。週末にも関わらず人もまばらだ。

