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誰も知らない君の顔
第7章 揺れる決意
「合コン8時に時間変更になっちゃったー!ヨロねー!!」

「なっ!?」

このタイミングでそれかよ!!

バイバーイ!と嵐のような相川が去る・・・・。俺ら二人は唖然として目を合わせたが、最初に我に返った彼女の顔を一変して曇った。

「ご、合コン・・・ですか?」

「・・・強引に」

週末ならまだしも、平日の8時から合コンって・・・アホの集まりだな。

「そうですか・・・」

「?」

急に態度が変わる。食事にも一切手を付けず、ただ俯いて目を泳がせていた。
俺何か悪い事でも言ったか?

「結」

「はい・・・」

「話しあるから・・・時間作って。何時でもいいから」

「・・・・・・」

俺は長い時間悩むのが嫌いで、いつも答えを読み間違っても自分で答えを出しては、さっさとその悩みから解放されたいタイプだ。
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