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第1章 ロストバージン

次第に今の刺激だけじゃ満足できなくなってくる。

彼と一つになる瞬間まで待ち切れなくて、
おっぱいを弄ぶ彼の手を取り局部へ誘導した。

突然の感触に驚いたのか、
私の首すじを舐めていた宗一の頭が離れた。

瞼を開くと、彼に見下ろされる体勢になっていた。

眼に映る宗一の頬は
チークを塗ったようにとても赤くなっていて、
興奮の表情を浮かべていた。

「聡子のおまんこ…触っちまったよ…
お前、初めてじゃないのか？
ずいぶん、積極的なんだな」

「バカね…正真正銘のバージンよ
あなたに捧げてあげようっていうんだから
ちゃんと挿入してね
恥ずかしくて、ちょっと怖いけど…
待ち切れないの、貴方と一つになりたいの」

その言葉で、どうやら興奮を煽ったらしく、
彼は視線を泳がせながら頬の赤みを強くした。

「…痛かったら言えよ」

言い終わらぬうちに、
局部に痛みが走って思わず眉間に皺を寄せた。

「聡子…痛い？」

「止めないで続けて！」

心配して申し訳なさそうな顔を見たくなくて、
頼れる何かがほしくて、
宗一の背中に両腕を絡めて大きな体を引き寄せた。

私の『女』になりたいという願望を汲んで
彼が腰を打ち付けるように前に押し出すと
私の股間の中心部を走る痛みが鮮明になった。