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少女監禁 罠に堕ちる女
第12章 秀子の杞憂

「そう…宗一くんって言うのね…
あ、私は秀子、笠山秀子よ、よろしくね」
秀子は座ったままそのように名乗った。
宗一は立ったままなので
自然と秀子を見下ろす視線を秀子に注いだ。
胸元がパックリ開いたサマーニットなので
胸の谷間がイヤでも目に飛び込んでくる。
思わず宗一は赤面してしまった。
秀子は宗一の視線が胸元に注がれているのに気づき、慌てて胸元を手で隠した。
「コホン…」
そういうスケベ心ではなく
男ならどうしてもソコに目が行くだろうと思いながらも胸元を見つめてしまった自分を恥じるように宗一はわかりやすく咳払いをした。
「ほらあ、立っていないで座りなさいっば」
秀子は宗一の手を取って
再び座らせた。
お互いの吐息が感じるほどに近い距離…
秀子は股間が熱くなっているのを感じた。
『似てる…
この子、私が筆下ろしをしてあげた頃の修吾に似ているわ…』
そう意識してしまうと
やたらと胸がドキドキし始めた。
宗一も秀子の胸の谷間が気になって仕方がない。
母親のような年齢の女に
こんなにドキドキするなんて思いもよらなかった
宗一は頭の中の邪念を振り払うかのように
頭を振った。
「何を考えているの?
聡子さんの事?それとも…私の体の事?」
不意に秀子の心に
悪戯をしてやろうという邪念が浮かんだ。

