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第3章 再会

少し値段が高いけど
やはり横になって休みたかったので
私はフラットシートのブースを選びました。

パソコンでネット通販のページを眺めていたけれど
どれもこれも今の私には高価なモノに見えた。

手が届かないモノをいくら眺めても
虚しくなってくるばかりなので
私は動画サイトで映画でも見て
気分を紛らわそうとした。

動画サイトのページを開くと
『アダルトサイトはコチラ』というバーナが
目に飛び込んできた。

とても興味がありました。
やはり私は淫乱なのかもしれません

『あなたは成人ですか？』
私は迷わず「はい」をクリックしました。

たちまち画面いっぱいに
アダルト動画のタイトルが羅列された。

中にはアブノーマルなタイトルもあったりして
私は先々の生活の不安を払拭するかのように
現実逃避のような思いで
興味のあるタイトルを必死で探しました。

『女子高生 輪姦学校』というタイトルもあって
まあ！女子高生でもAVのお仕事が出来るんだわ
そう思ってどんな子が出演しているのかと
動画を再生してみましたが
女子高生なんて嘘っぱちです
どこからどう見ても成人女性でした。

やはりコンプライアンスというのでしょうか
ちゃんとした会社は
女子高生など出演させないのねと
お水の仕事でことごとく不採用されたのも納得した