この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
貴方に染まる
第5章 Ⅴ

カーテンが開けられる音がして、


「華?」


と、今までにないくらい優しい声が降ってきた。


ゆっくり目を開けると、蘭が心配そうに私の頬に手を当てている。



「体調悪いなら帰ろ」



仮病なんだけどなぁ…。


でもここで仮病なんて言ったら先生に聞こえちゃうし、とりあえず保健室から出よう。



「華、どこ行くんだよ」


無言で蘭のいる反対側からベッドを降り、保健室を出た。


ポケットからスマホを出して時間を確認すると2時限目が始まっていた。



「華のバッグ持ってきた。帰ろ」


「え…?」


「担任に聞いたら保健室に行ったって言ってたから体調悪いのかと思って」


「仮病…なんだけど…」



/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ