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第6章 Ⅵ

ゆっくり律動を始めても、華は痛がらなかった。


いつもなら女の腰を掴んで思いのままに突き上げるけど、華にそんなことできなかった。


できるだけ体を密着させて近くで顔を見ていたかったし、なにより華は余分な肉なんて付いてないのに柔らかくて心地がいい。



「華っ…、そろそろイッていい？」



ゆっくり動いてるのにもうイきそうだ…。



華を見ると、小さく頷いていた。


少しずつ律動を早めていくと、直ぐに射精感が込み上げてくる。



「待っ…、ら、んっ…！」

「──ッ！」



早くなった動きに耐えられないのか、華が首に抱きついてきた。