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優しい風
第4章 幸せな 時・・・
芳美は実家が好きで
何かの用を見つけ 月の半分は碧を連れ 帰っている
和哉も仕事が忙しく 帰るのが終電近い事が多く
そんな芳美に声を掛ける事も 少なく
碧が生まれた時は 半年実家で
生活をして 碧をしっかり抱いたのは
生後半年を過ぎていた
芳美との結婚生活に 不満は持たない様にしていた
家庭を守り 碧を愛情を持って育て
義理の両親にも 季節の挨拶を欠かしたことも無く
夜の生活だけが 和哉にとって不満なだけだった
夫婦生活はこんな物だろうと
和哉は何処かで 諦めの気持ちも持っていた
何かの用を見つけ 月の半分は碧を連れ 帰っている
和哉も仕事が忙しく 帰るのが終電近い事が多く
そんな芳美に声を掛ける事も 少なく
碧が生まれた時は 半年実家で
生活をして 碧をしっかり抱いたのは
生後半年を過ぎていた
芳美との結婚生活に 不満は持たない様にしていた
家庭を守り 碧を愛情を持って育て
義理の両親にも 季節の挨拶を欠かしたことも無く
夜の生活だけが 和哉にとって不満なだけだった
夫婦生活はこんな物だろうと
和哉は何処かで 諦めの気持ちも持っていた