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優しい風
第7章 誕生日の プレゼント

朝の光の中 和哉は腕の中に居る 紗那を見つめていた 
紗那の真っ直ぐな心と若い体に 
溺れ始めている 自分を見つめていた 
紗那と新しい生活を

・・・・家内と碧は・・

紗那が目覚め 嬉しそうに和哉を見ながら 

「寝ちゃいました」と照れた様に呟いた

モーニングを食べながら 今日は遊びに行こうと
二人横浜へと出かけた 紗那は嬉しそうに 
腕を組み 楽しそうに話し続ける 
観覧車に乗った時は 楽しそうにきょろきょろと 首を回し 
頂上に着いた時 和哉に寄り添い唇を合わせて来た
降り始めると 席に戻り

「・・エヘ・・」と悪戯な笑いを上げ 
窓の下の景色に目を向ける

観覧車を降りると手を引き プリクラに連れ込まれてしまう 
あそこ見て 言われたように 見ていると

シャッターの音が 紗那が頬に唇を寄せシャッターが
写真が出て来ると 紗那はバックに仕舞い 笑顔で行きましょうと
手を引かれた

日曜は紗那の家の傍で 夕方から居酒屋で 
沢山の料理とお酒で 楽しそうな紗那を見つめていた 
月曜 紗那に見送られながら 出張へと出かけた

 
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